2025年検証。Amazon Prime Mastercardを町中で利用した時のポイントはkakaku.comでは100円毎の表示だが実際は1円毎で計算されているという話し。

表題のとおり、以上! ではあるもののFactの画像を貼っておく。2025年夏のAmazon Prime Mastercardクレカ明細。最後2行は返品返金されたものなので計算から除外。

どういう計算になるかというと、100円単位で1ポイント、というkakaku.com情報(これを持ち出して100円単位ですよーとか言ってくる輩がじつに多い)が正だったとして計算すると

13400*0.01=小数点以下切り捨てで 134
13600*0.01=小数点以下切り捨てで 136
5000円はAmazon利用なので忘れる
50000*0.01=500
10800*0.01=108
10800*0.01=108
でこれら合算すると986ポイント付与となるはず。だが実際には989ポイント付与されている。

カード請求額は103,920円。Amazonでの5000円利用分を差し引くと98,920円。100円単位ポイント計算の対象金額、つまり下2桁を切り捨てると98900円となり、ポイント付与額+989と符号する。

というわけでAmazon Prime Mastercardは(少なくとも2025年8月のタイミングでは)100円会計毎にポイントが付くカードではなく、月間総請求額に対して1%(小数点以下切り捨て)のポイント付与となるカードである。といえる。

いまどきなんでAmazon Prime Mastercardなんていいんだよほかにいいカードいくらでもあるだろ論は大歓迎ではあるが、海外での使用に関しては頭1つ抜けているのである(海外事務手数料が改悪されたとはいえ)

  • 海外取扱事務手数料が改悪後とはいえ2.2%と安いが、ポイント還元1%ある
  • イオンカードが海外取扱事務手数料1.60%と0.7%安いが、ポイント還元0.5%である
  • 事務手数料の差は0.7%だがポイント還元で0.5%分を巻き返すので、事実上イオンカードが0.2%だけ海外利用においてはお得のようにみえる。10万円使って200円の差。
  • ・・・なんだけど、そこで本題である「何円ごとにポイントか」による差も考慮しないといけない
  • イオンカードは1会計において200円ごとに0.5%還元
  • 日本での日常利用とちがって全て外食となるため、海外利用においては現地での細かい会計がとても多くなる。Uberや電車バス、朝食、昼食、晩飯、昼間にコンビニで数回・・・などとやっていると1日10会計することもザラ。平均して1ポイントを会計ごとの端数で失うとしたら1日10円の差になる。海外に5日いたら50円の差。
  • となると200-50で150円しか(海外で10万円使ったとして)差がないっちゅー話しになりますわな、というお話。
  • なお、当然だけど、外貨決済で日本にいる間に航空券を買う、ホテルを取る、といった何十万園という使い方においてはイオンカードの1.6%が光る。が…まぁそこは面倒でなければWiseデビットでしょうという話しにはなろうぞよ…。となるとイオンカードの(外貨決済・海外出張・海外旅行という視点での)利用価値はなさそうな気もするw